グッドデザイン賞はあこぎなんじゃないか説

親友が大学の卒論でGマークのことをまとめていたので、聞いてなかったんじゃないかと数年越しで突っ込まれたらあれなんだけど、よくよく調べてみたら美しいとかいう概念からかけ離れすぎなんじゃないかとおもう説。

あたしさ、ずっと、その年に発売されたプロダクトを可能な限り全部見て、心あるおされデザイナーとかがまじめに選んで選び抜いた権威ある賞だと思ってた。おしゃれデザインのみならずユニバーサルデザインとか環境とか色々本当に意義ある賞だと思ってた。

それがなぜか、この有様。
http://www.g-mark.org/gda/2009/gda_d01.html#part03

販売価格 総事業費用 使用料
50万円未満 5億円未満 200,000円(税込み)
50万円以上500万円未満 5億円以上50億円未満 500,000円(税込み)
500万円以上 50億円以上 1,000,000円(税込み)

受賞してもマークを使うのになぜか使用料取られるwww。しかも販売価格や総事業費用に対して値段がかわるとか、楽天の設定か?(知らないけれど)

さらに、審査対象数 : 2,945件 に対して受賞が1,043件。猫も杓子も応募できて三分の一が受賞。そしてこの使用料。

http://www.g-mark.org/gda/2009/gda_eg04.html

さらに、エントリーするにも金が要る。。。そして二次審査に進むとさらに金がかかる。。。二次審査料の跳ね上がり方は目を見張ります。「一次受かっちゃったから……もったいないから払っとこう」みたいな。「きれいなうちにヌード撮っておく……それも一理あるわね!」みたいな。

まあ、団体を維持するのに金がかかると言われたらそれまでですが、なんか一律でもなければ良心的でもない価格っていうか、「特別に中小企業には割引するで〜〜」みたいな姿勢もまたあこぎ! 

2007年9月に実施した調査によれば、「Gマーク」が「グッドデザイン賞受賞の証」であることを理解している人は約67パーセント、このマークを見たことある人や漠然と知っている人も含めれば、認知率は約87パーセントにものぼります。つまり約1億人の日本人が、この「Gマーク」を知っていることになります。
さらにこの調査から「Gマークの示すイメージ」をみると、1)機能・性能が優れている、2)魅力的なかたち(外観)である、3)品質が良い、4)使いやすさに優れている、の順位なります。つまり生活者は、「Gマーク」の付けられた対象を、「使う人にやさしく高品質なもの」とイメージされているようです。また買い物の際には、約47パーセントの方が「Gマークのついた方を選ぶ」と答えています。

完全にプロモーションなんでしょうね。道理でGマークが付いてる家電とかいまいちおしゃれじゃないと思ったー。うふふー。
もうさ、本当に美しいものはGマークとかついてなくても自分で選ぼうよ。付いてるから買うとかするからいけないんだよ。