田舎のおたくと都会のおたく

先日流行りのフェイスブックでお友達と「私昔少女漫画家になりたかったんだー」「自作の漫画書いてたー」「りぼんトレースしてた」とありがちななれ合いをしていたら「私も私もー漫画書くセットもってたし中学のときよくアニメイトいってたー」っていうお友達がコメントしてくれたよ。

NO!!!1

はいここで線引かれたー都会人ーもちろんアニメイトとか行ったことないー画材も見たことないー情報が極端にないしお店もないから、〜漫画ってGペンで描くらしいよ。。友達のおねえちゃんから聞いて。。え?つけペン!? あと服の模様とかモノローグのシュシュってした吹き出しスクリーントーンっていうのがあって。。え!それひたすら描いてたわショック〜

みたいなことがあって、比較的さばけた両親を持つお友達が車で一時間の都会のデパートで買ってきたスクリーントーンをみんなでくんかくんかして神棚に飾る。。そんな思春期を走馬灯のように思い出しました。


「中学のときアニメイト行ってた」みたいな人眩しくて目が潰れますよ。


そもそもテレ東映んないからね。

オタクの方も大変ですが不良の人もそれはそれで大変。
最新式のルーズソックスを手に入れるため東京まで電車のトイレに潜伏したり、バンドくもうぜ!って言っても駅ビルに島村楽器もないしライブハウスもないから、間違って21世紀間近なのに暴威とかをコピーしちゃう訳。

秀才の方もまた大変。
「東京って都市伝説じゃ。。?」という疑念を抱きながら幻の東京の大学を目指して塾もないから赤ペン先生とかで頑張んないといけない。そんで特急を乗り継いで東京の大学に試験に来たら、こっちはちゃんちゃんこ着ながらハチマキまかんばかりの勢いなのに、化粧バッチリミニスカで彼氏と一緒に入試受けに来たギャルとかを見て人生考えちゃう。


ライブに行ける、とかも衝撃だったもの。芸能人とか好きなミュージシャンのファンになること=ミュージックステーションの音源をテープに録音だもんね。なんかかわいそうになってくるよね。


今はITの力でいろいろ大丈夫になってるんだろうな。世界は広くなって狭くなったなぁ。