もしもB型だけの村があったら

わたしはそんなところで暮らしたくない。
石油でもでるならば考えてもいい。

そして全員A型の村を探して移り住む。
そこでは電車バスの類いは遅れることなく、
電気水道ガスなどのインフラもとまることなく、
コツコツ計画性をもった農業が行われ、
安くて美味しいお惣菜屋さんなどの恩恵にあずかる。

そして今イチまじめで地味なA型の村民の為に、
わたしはおもしろ話をしたり、踊ったり、林葉直子ばりのスキャンダルで
話題を提供したり、
「みんなちがって、みんないい」などの名言を鶴ちゃんテイストで色紙に書く。

最終的には村で一つとなるスナック「けい子」を経営して、八代亜紀のようなおしゃれで決める。