死なないように気をつける

あたしとあたしの親友の中で、ちょっとメールを２，３日返さなかったり、連絡がなかったりすると「死んでたかとおもった！」とマジ怒りの電話が来る。ちょう昔だったらあははと笑い飛ばすべき小さなことだけれども、二人ともおんなじトラウマにホンローされてるのだ。
だから、こちらもまじめに「ごめんねえ」と謝ったりしてみたりなんか。
今日も一日死なないで無事に生きられた、と、よく思う。だいたいこの世は「基本的に若くて元気ならば明日やあさっては死なない」とゆう暗黙の了解で動いている。じゃないと計画とか約束ができないからだ。その仮定をうっかりすると前提のように勘違いして、ときどき大事な人が急に死んでしまったりする。
あんときは誰もが後悔してた。レコーディングでイライラして冷たく当たったバンドのメンバーとか、付き合ってるか別れているかあいまいにして関係を続けてた元彼女とか、あたしみたいに（それほど仲良くないけど）海外取材のせいで結局お葬式にも現場にお花を上げることもできなかったとか、大体若者ならではの生活ではよくある怠惰さや不器用さや普通だったらなんでもない先延ばしにしたことがすべての人に後悔をもたらしていて、あ〜もうこういう風に後悔するのは死んだ人にも失礼だ！と思った。そして思ったのでそうならないようにした。
今でも、友達が彼氏が海外とか、仕事でしばらく離れるときはどきどきしてしょうがない。海外じゃなくても。明日帰ってこない可能性もあるんだなあ。もちろん自分も。
だからあたしは、自分も友達も死なないために気をつける。死んでも悔いないように大事に生きる。ダーリンには一日５回ラブというのだ。

写真は関係ないけどキラー通り代々木周辺で買った食器。よくわかんない写真だけど、クリーム色ですこしかたちがいびつで、　銀（と信じたい）のフチ。いっこだけカップもあったからそれも買った。プリンみたいな色で、洋菓子をもって食べるの。よく考えたらあと２個買えばよかった、安かったんだし、、、