パコと魔法の絵本。主にネタバレ

http://www.paco-magic.com/index.html
パコと魔法の絵本」をなんと映画館で見ました。
六本木ヒルズの、子どもと一緒に映画が見れるママズクラブシアターでの演目だったからです。

そもそも「嫌われ松子の人生」が「長女のべからず集」として非常に重宝しているし普通に見たかった。(「下妻物語」は、夫が「茨城を馬鹿にした感じで捉えてるから」という理由で見ていない)のですごく嬉しかった。

そして、まさか子連れで映画を楽しめる日が来るとは……という感慨ね。
これは本当に素晴らしい体験でした。一緒に何かするって超楽しい!

気になる特徴は……


・上演開始が昼近い。これは空いてる時間帯を有効活用させたかった@映画館の思惑なんだろうけど、普通に子は昼飯喰って夢の中の時間帯でもある。なので後半一時間近くは寝ていた。
・そこそこ明るい。顔の表情分かるくらい明るい。のであしもととか安心。
・音は小さい。迫力は無いが聴力にも安心。
・そこまで混んでない。
・お互い様なので泣き声とかあり。でもそのかわり好きなとこで笑ったりできてなごやか。泣き声がうるさくて聞こえないことはほとんどなし。


って感じです。
そして気になる子の様子……うちはとくに落ち着きないから、すぐに外に出せーとか騒ぎまくることはある程度覚悟してたんだけど意外にも、結構膝の上とか、席の隣の階段に座ったりとかして画面をみていたよ!ゲロゲーロとかいうとこではかなり興奮してたし、一時間くらい寝た(上述の通り)。なので全部きちんと楽しめた! 画面がでかいし慣れない場所だしま、アニメっぽいし飽きなかったんだと思うよ。結構感動した! ストレスゼロではじめて娯楽したって感じだ。


映画の内容は……、
好きなテイストであるのは変わらないな。私がディズニー好きなのはこの監督の映像感が好きなのと一緒だと思う。
あと劇団ひとりさん……素敵……。笑えるところは多かったよ。あとアニメのパロディの多さね。もろポスターとかキャラ設定=コスプレ好きってのもだしー、アムロのコスプレした黒人の寝言とかもまんまだしー、なんでエヴァそれも零号機?とか……。閣下の名台詞「お前も蝋人形にしてやろうか!」とか……(アニメでは無いが)。あと気のせい?かもだけどラピュタの城のシーンと一緒?みたいなところとか……。小ネタの応酬、と。
土屋アンナの小気味良さと小池栄子のスタイルも。

逆に、、、
阿部サダヲの頑張りに乗っかる部分の多さ、
おかまキャラのありがちな使い方、
ストーリーがひねりなし、
展開が松子と一緒、

そのようなところも感じられた。
下妻物語みてみないと分からないけど、ある程度出し切ったため骨太のストーリーがなくて単なる感覚刺激、コラージュ、オマージュ、みたいなありがちな停滞感がでてしまっているのなら残念。頑張った結果これならそれはそれでよし!