大淋派てん

国立博物館で大淋派てん見てきたあるよー
東京国立博物館


聞いてくれよ、ブルータスのせいなんだよ
http://magazineworld.jp/brutus/649/

最近の日本美術の流行はさ、ま、ブルータスもいっちょ噛んで、若冲とか今までの流れからは異端の系譜への再注目が主だったわけじゃない。
どっちかっていうと淋派的なモノに対するアンチテーゼだったわけで。

淋派的なモノ=西洋絵画における印象派的なモノ=日本人に分かりやすすぎる浪花節さ=ミュージアムショップのださいお土産のモチーフになりがち=ちょっとバカにされる感じという図式が完全に出来てた! っていうかブルータスが作った! なのにまた持ち上げたりしてホント、マニアックすぎるよ。

まあいい。

で見てきたんですよ。
風神雷神のモチーフの繰り返しは結構面白かった。それぞれ個性出るわけで。どーもね、風神雷神はねー、マンガっぽい。面白い! 有名な漫画家とか現代アートの人なんかが書いても面白いと思うよ。


あとはやぱ箱とか小物にくぎづけ。尾形オシャレ兄弟ユニットのやつね。が、国立博物館の普通展示で見てた奴も多かったので新鮮みはなし!

http://www.nezu-muse.or.jp/syuuzou/kaiga/10301.html
そして燕子花図。デザインとして見てかなり完成度たかーい。

でもね……一番見たかった宗達の「風神雷神図」がなんと会期の後半にしか展示されないということで見れませんでした。
そうか……だから微妙に混んでなかったのか。やぱねー一度は見ときたい。というわけで後半またいくかもしれません。