水戸のシネコンでレッドクリフ観た

魯粛たんはカワユスなぁ魯粛たんはカワユスなぁ
本当は地方のヤンキーキャラだとしても、おはなしの中ではトホホキャラで孔明に遊ばれる感じであってほしいもんなぁ。そうてんこうろの魯粛たんはワイルドすぎるし、光輝せんせいのは小太りでへたれすぎてただのアホみたいな描かれ方だったけど、レッドクリフ魯粛たんは理想の魯粛たんだったよー。よかったありがとう!

夫の両親に息子をパスして、大人だけで映画館に確実に2年半ぶりに行った! そしてレッドクリフパート2みたよ。なんかさ、しめっぽいのとか観たくないじゃん。よく燃えたらいいな〜と思って……。

おはなし的には

黄蓋は打たれなかった。んで小喬がお茶を入れに行った」

って感じでした。前者のエビソードがカットされたのは、アメリカでモラル的に批判が起こるのを防ぐためと(老人を虐待するなんて…みたいな)夫が言っていたが本当だろうか。その前にめっちゃ人死んでるけど……。

オリジナルストーリーはそれはそれで良いんですが、女子に厳しい私としては、小喬もヴィッキーチャオも、違ったタイプで不思議ちゃん過ぎてつかれた! 女子共感度ゼロで、「乱世における理想の女キャラ」(薄幸系、男勝り系ともに)みたいなの男子が映像化するとああなるのか〜。ヤマトタケルの時代から戦いのために自己犠牲をいとわない女って憧れなのかな。

小喬さんは演技も始終くねくねしていて、いつでも他の男子の目を意識しすぎたし、そのうえ誰も言ってないのに「私のために戦わないで」とか言っちゃっていかにもゆうきなえ的な嫌われ方をそうなんだけど最後までみたらあたしは結構好きになれた! なんか全然感情とか見えなくて冷徹そうで、どう見ても手癖とか悪そうだなーみたいな感じじゃないですか!「あたしが好きなのは権力と才能。そんな男と結婚するためにこの体ひとつでのし上がってきたの」とか、飲んでるうちにぶっちゃけそうな感じでともだちになれそう! ヴィッキーチャオがスパイの報告をするとき、いわゆるブラ一枚でいたんだけど、そのとき着物を掛けようとする小喬さんの目つきがすごいことになっているので(どう見ても心配していない。私より目立って……みたいな顔)必見だと思います。

ヴィッキーチャオの役の人は、セレブならではの天真爛漫不思議系で、こっちのほうが友だちにはなれなそうだったな〜。

あと戦闘のシーンは水上戦は迫力があって「映画館にいってよかったなー」って思った。(その後長くて酔った)三国志やっぱりすきなので、映像化されると嬉しいな。そういう意味でもはや話がどうこうじゃないよね、もはや。金城武の口元における指演技とかも萌えたし。