上野めぐり
前前々から行きたかったバークコレクション展へ。
http://www.tobikan.jp/museum/burke.html
アメリカのお金持ちバーク夫人のコレクション公開ということだそうです。
おかげで、縄文から与謝蕪村まで、おいしいところ取りでした。
良かったモノ。
縄文土器。⇒装飾の部分が鬼気迫っていて、すごかった。諸星大二郎のマンガみたい。あたし縄文系だから、遺伝子レベルで装飾過多の傾向にあるんじゃないかしら。と思った。
洛中洛外図屏風⇒ウォーリーを探せ的過密感、覗き見感、同時多発的な登場人物のストーリーが面白い。大和絵に多用される金の雲は、言ってみればマンガのフレームであり、時間軸の変換でもあるということが分かりました。
伊藤若冲の月下白梅図⇒若冲はスゴイ。執拗に写生を続け、最終的には独特の非現実的な世界観を描いたようである。それも、確かなデッサン力があったから!本作品は、暗闇に気泡のような細かい梅のつぼみ、花が幻想的に描かれているのです。現実には花なんだけど、ちょっと幻視の風景にも見えて、春の暖かいヘンな陽気の夜を思い出しました。
http://www.tobikan.jp/museum/burke.html
帰りは、上野と言えばお達者でも行った昇龍へ。餃子でかい。餃子2枚頼もうとして止められました。また、アメ横もぶらぶらしてとても楽しかったです。(最後は日記風)