ＯＣＥＡＮＳがＬＥＯＮをディス
結構前、ＬＥＯＮ編集部が副編集長以下ごっそりセブンシーズ編集部に移動した……というのは聞いていた話。セブンシーズでオーシャンかよ！という突っ込みもなんのそので創刊した「ＯＣＥＡＮＳ」は、完全に「ＬＥＯＮ」をコバカにしてて良いなあ。
「シャツの襟開けて、セクシーとかもてようとしてるおじさんってきもいよね！」とあっけらかんと言い放つＯＣＥＡＮＳ．
あたし個人的には、ちょい悪とかいって、広告代理店の独身貴族が発酵したようなおじさんたちにいくら人気で広告入ったとしても、ああゆギラギラした感じ苦手……だったので、きもいとか言ってくれてよかったんです。
ただ中身を見てみたらブランド感とかはＬＥＯＮとあまり変わらず。全体的に、キーワードとして「ゆるめ」「余裕ありげ」「品がある」って感じですか。
不特定多数にふんわりモテるより、いい女とステディそして子供ラブという考え方は、同時期に発売された「エスクァイア」の「パパエスクァイア特集」と並べて考えるとこれからの目新しい余裕ある男性誌のコンセプトってことなんだろう。
エスクワイアでは、さぞ遊んでたでしょうよ……という感じのクリエイターたちが思い切り親ばかを披露中。（久家さんちの子供はいい写真を撮ってもらっててうらやまし）周りでも高級男性誌出身のスタッフが、「遊びをやめて若いかわいい嫁をもらってさっさと子供を作り、生まれたときからおしゃれアイテムを買い与える」というのが流行っている。（この場合の嫁は、カルチャーよりのモデルとかプチタレント、カメラマンなどアーティストだとなおよし）
ＬＥＯＮ世代が単に遊びに飽きた…のと、今の若い世代がゆるめのラブ＆ピース気質だっていう２つの理由によるのでしょう。そう、子供作るのも余裕ある証だしね。
ＮＩＫＩＴＡの失敗で若干体力を消耗しているLEONって巻き返すんでしょうか？
