またひとつバブルに乗り遅れた世代

katie_tommy2006-05-13

どうやら就職内定率がほぼ100%らしい。


当方1980年生まれ、就職氷河期まっさかり。

ゆうても国立大学卒業するし…なんて小さなプライドも通用せず、ほっといても銀行に就職できる東大の人とおんなじ目線で遊びすぎて泣きました。

あの頃はまじめにコツコツ勉強していた志の高い女子しか就職できてませんでした。

その他は実家に帰ったり、大学院に通ったり……うちの学部もひどいもんだったすよ!


あたしはそんな中で、若者の夢を食い物にするマスコミ業界の片端に生息し、もう汚い手を使ったり、色目をつかったりして今のようなそこそこまともな職に就くことが出来ました。そうでなければ本気でのたれ死んでいたか実家に帰っていたでしょう。今は東京で優しいわかめの行商の旦那が出来てささやかな幸せを噛み締めています。

でもどうしようもないことです、おとうさんとおかあさんの子づくりのタイミングを恨むしかありません。


よく考えたら、80年代バブル(せめて中学生だったら少しは楽しかったはずなのに)、女子高生バブル(大学生になってコギャルがブーム)、渋谷系バブル(やっと東京きたらオザケンは海外いってたしオリーブは休刊)、ネットバブル(はじけてた)と、絶妙に絶頂を外し、飲み会に遅れて来て「あれ、もう終わってます?」みたいになって一杯飲んだだけなのに2000円取られてしまうタイミングの悪さというか生まれながらの引きの悪さを体験してしまっている。

今後子育てを経て老後を迎えるにあたり、どんな引きの悪さが待っているかと思うともう心配で夜も眠れません。年金がらみはほぼ100%払わない方がいいのではないかと野生の勘が知らせています。