たしかに地方は相当むりぽ

皆様あけましておめでとうございます。
皆様に幸あれ!
そしてわたしの地元にも幸……

年末年始に実家に帰省したのですが、超かなしい事がありました。


1.妹も通った保育園が更地に
2.その向かいの良く行った(結構当時は流行っていた)レストランが特別養護老人ホームに(建物そのまま)
3.家から一番近い(といっても車で10分)のスーパーがセレモニーセンター(斎場)に(建物そのまま)


少子高齢過疎化の見本みたいな事になっていました。
あのスーパーで葬式とか告別式されるのってどんなキモチでしょうか。「あの祭壇はもと鮮魚売り場」みたいな。

旦那の実家はいっても県庁所在地で田舎っていっても、まあアリかな?ってところなので割と安心なのですが、うちはヤバい。
こんな状態で自治体としてはもう相当自力ではむりぽだろうな……と本当に思います。電気とか水道とか、福祉施設や郵便局が存続してる事自体奇跡的です。

金がないわけじゃないんだし、東京近郊の温かくてほどよく自然のある近所に引っ越してくれたらいいのに、と子供としては思うのですが、
帰るたびに先祖の話、地域の歴史の話をするあたりからまったくそういう気はなさそうです。
でも刺身を買うにもちょっとしたドライブが必要で、テレビも型遅れのものをほとんど定価でかう生活。
そういう意味で地方で暮らすのは、うちの両親によって金の最もかかる趣味ともいえるかもしれない。
しかしどうする。この先年金生活で、足腰も弱って。趣味どころの話じゃないよう。

ふるさとのことは嫌いじゃないけれど、帰ってあそこに住もうとはどう考えても思えないのが悲しい。

かつて両親は、私にいい大学に入って、海外とかで活躍しちゃうくらい優秀だったらいいな☆むしろ帰ってくるな、みたいなことを語っていた。
今はどうなんだろうか。
「今どき婿入りしてくれるオトコなんて居ないから、しょうがない」
なんて言ってたけど、本心ではどうなんだろうか。