会社に落ちてたシュタイナー教育の育児本を読む。

どっぷりではないが、前職のときに、少し、触れ合ったこともあり、(コスメのヴェレダはこの理論を応用している)なかなか興味深く。

子供の頃に感じていたこと、親に言われて嫌だったこと、などなど、情緒面での「あの頃」を懐かしく思い出す。

子供の頃なんてついこないだのよう……、ある意味子育て向いてる状態なのかもw。

子どもが「なぜ太陽は明るいの?」と聞いたら、「木や草を大きくさせ、わたしたちを元気にさせてくれるのよ」と答えることで子どもは十分満足するのです。気体が燃えているとか紫外線といった概念的な答えは必要ではありません。

(「概念的」って言葉が間違ってるような気がするけどw)まさにうちの父親は、質問のときに例えば「核融合」から延々と語りだし娘たちをげんなりさせる人でした。

ただ、確かに引用のような答えは、そのときとても情緒的に感動して「ああ!」と発した言葉に対して、聞きごこちのよい「相槌」としては最高にフィットするかもしれない。それと答えるほうも正直らくちんだ。お話を作ればいいんだもの。それも分かりやすい。行き過ぎるとやばそう、というか、逆に偏ったものを感じる……ニセ科学的な……でも、これは優しさ? 生きてく上での。本当のことって言わなくてもいいのか。

いまだに父親とは心情的にすれ違いなんだけど、そこで核融合とかなぜ温かいのかとかエネルギーとかの答えに納得したとしても別に悪くなかったのかもしれない。むしろ理系マインドとして……。

今後例えばなにか聞かれたら、グーグルで「太陽 明るい なぜ」とかタイピングするのかな。
で、色んな電波な話とか科学の話とかスピリチュアルな話とか、民話とか一通りでてくるねーとか言って放置。