女子の涙の使い方
女子の涙は最終兵器と思われがちですが、大体においては良くて自爆テロ、悪くて自爆するものです。
特に会社やサークルなどオフィシャル気味な場所で、理論的には一理あるにもかかわらず話し合いの過程でヒスったり泣いてしまったりすることで何もかもが台無しになるあげく一過性のものでは終わらず下手すりゃ頭の悪い女扱いされそれ以後全ての意見がスルー。しまいには地下で火事です！とか堤防からほんのちょっぴり水が漏れてるよ！とかガイガーカウンターが反応しています！とか大事な第一報もスルーされてみんな巻き添えに成りかねない。
というか私の友達は結構これ隣でやってた。本人分かってるんだけどね。
仕事上で泣いていいのは、
・公衆の面前でパワハラ、モラハラ、セクハラされたとき、また「そんなミスでそこまで怒らんでも……」という空気が流れたとき
→その場合でも号泣ないしヒスった時点で負け。他の社員は一気にお互い様じゃんモードであなたに関心を持たなくなります。耐えきれずぽろり、という雰囲気を出すべし。上手くやれば相手を失職させる千載一遇のチャンス
・体育会系お局に仕事の余計なお世話っぽい説教されたとき
→ご自分の成功体験から無駄な体育会系一体感をしつこく求められたり不必要な場面で根性論を持ち出す同性の手強い先輩。下手こくといじめられるので「私未熟でした……まだまだですが精一杯頑張ります！」って感じでタイミングみて飲み会やランチ時に号泣しておこう。
・プロジェクトが成績不振で終わるとき、退職するとき
→これは鉄板。正直やったーと思っていても軽く泣いておこう！
これくらいだと思います。
恋愛においては、実はけっこー男子は情に弱いっぽいので一度泣いとくと半年くらいはつなぎとめられるみたいです。
まあ、それが幸せかどうかは分かりませんが……。
