みりん飲んでみた

あれですよ。西原的な「しょうゆを飲むと体が温まる」的な底辺Tipsではないよ。

みりんって、飲めるんですよね。
以前仕事で、正月レシピのページを作っていたときのことです。とあるカフェから送られて来た「オリジナルおとそ」のレシピに、「みりんに調合したハーブをつけ込む」みたいなことが書いてあって、「へんしゅーちょー! このレシピまちがってます! みりんとか言ってます」と大騒ぎしたところ、「本物のみりんは飲めるのである」というありがたい知識を教えていただいたのでした。よくある料理用のみりんは、「みりん風調味料」であることが多いそうです。もともとのみりんとは違くて。

元来は飲用であり、江戸期に清酒が一般的になる以前は甘みのある高級酒として飲まれていた。現在でも薬草を浸したものを薬用酒として飲用する(屠蘇、養命酒など)。

wikiによるとこんな感じ。
それからずっと、美味しいみりん味わってみたいな〜と思っていたのでした。先日テレビでミクニシェフがコース料理の食前酒にだすといっていたみりん、ボトルの文字を読み取ってググり、ほしいな〜と思っていたら夫がぽちってくれました。

本みりんの白扇酒造 福来純「伝統製法」熟成本みりん

こちらのみりん。


今日届きました。おう! 黒い! 黒いよママン! 瓶の色ではなく液体の色ですよ〜。


中国土産の翡翠っぽいおちょこ(グラス?)に入れてみました。ミキプルーンみたい!

飲んでみたところ、デザートワイン(お友達曰く、ジャパニーズリースリングとの表現。納得)の味に紹興酒の風味といったところでしょうか。アルコール度は高く完全に酒です。酔います。かなり甘く、深い味わいにぺろぺろすぐ飲んでしまいました。酒を飲まない夫はニガテだったようです。この感じ、お料理には勿体ないくらいです。デザートなどによさそう。予想ではバニラアイスにとろーりと掛けたらこじゃれた一品になりそうです。あとはこの酒造のHPにもあったのですが、トマトを丸ごと煮るとかも美味しそう。

しかしみりんだとかいってぺろぺろしすぎたらキッチンドラんカーになってしまいそうです。きよつけよう。