逆に本の帯は

単行本の裏のあらすじは、私はいわゆる蛇足と思って評価が低いのだけれども、逆に帯はいい感じと思うのです。

まず存在が。

本体のデザインとは全く別で、一緒には居るけどしがらみがないという立ち位置。
まあ捨てられたりもするよね〜と言いながらも大事な存在。
風車の弥七くらいおいしい。

内容も色々です。

写真やイラストだったり、会社のキャンペーン情報だったり、有名人が一言寄せたりしてる。
おおむね大胆に。

細長〜という難しい枠だからこそ、考えられたデザインがいい。

なんとなく、被コレクション属性がある。

外してしまうと寂しい。


一つだけテンション下がるのは、

「今流行の有名な人にとりあえず一言貰っておけばいい」

というやっつけ感が見えるもの。これはちょっと。


蛇足だけれど、自分が担当の著者&作者の方に、書籍部が「帯のコメントお願いしたいので連絡先教えて〜」と言ってくるのはかなりやきもきします。しかも「一見好きそうに見えるけど、絶対好きじゃないな」って感じの本には。