レッドクリフを見たよ

昨日と今日の早朝にわけてレッドクリフを見たよ。
基本的に子がちーさいので、映画はDVDでしか見ていないんだけど、日中疲れ果てて夜途中までみて返してしまうことが多かった……が今回は朝みたので全部見れた。よかった。

ハリウッドが三国志のモチーフを……その時点で色々言ってもマジレス乙になってしまうトラップだよ、とか思いつつ(ラストサムライにおいて風景にシダ植物が生えていたよ!とかそういうのとかその辺)あたしなんか超卑屈だから割と有名なエピソードとか見ただけで「よかった……げんさくに忠実だ!」と感動する始末。

まそんなこんなで映像も美しいし、中国武将コスプレいけめんを鑑賞するんだい☆と期待しながら見たが、そういう意味での欲求を満たしてくれたのは厳密に言って金城武のみだった。あの人自体の顔はそもそも好みじゃないけど……単にひげ面×コスプレパワーだな。あと扇で顔を隠しながら「あちゃー」みたいなシーンが多くてそれは萌えた。あとあとあの人笑い方(特に歯の見せ方)がチャーミングね。うん。

それ以外は絶対みんな思ったと思うけど「ピエール瀧さん……何してはるんですか……」という感の孫権ブエノスアイレスの人は年月を経て瀧になってた)とか、腐女子の方も思いつかなかったのではないかって感じの趙雲×周瑜とか色々度肝を抜かされたりなんかして、でも他のキャストは小鼻ふくらみ系(例:ジャッキー)の、中国人らしい人徳あるおっさん顔で固めていて、そういう意味で自国の文化へのプライドを感じた。あとあと関羽役の俳優さんはジンギスカンの末裔らしいよ! 関係的にはいろいろややこしいけどすごいよね〜


女子たちに注目すると、確かに小喬役のモデルさんは美人だったけれど、全てのシーンにしなをつくりすぎっていうか、いちいち演技がエロくてお腹いぱい。でるたび「またセックス始めちゃうかも……!」って要らない心配させられたよ。ヴィッキーチャオはあの手の顔の老け方について非常に参考になった。


全体的には、「エイベックスは一体どんな闇の手を……」という感想。

そして戦いはまだ何も始まっていない。