親の努力ってなに

息子は最近一人で御飯を食べられるのですが、ぎりぎり食べられるのと十分立派に食べられるのとはまた違います。
ほっとくと好きなものしか食べません。土日はめんどいので勝手にやらせてるんですが、そうするとカツカレーのカツだけ食べる、いくらの軍艦のいくらだけ食べるという、いやらしい食べ方をするのです。(ヨーロッパのこども小説に出てくる甘やかされた金持ちのデブの息子的食のセンス)

もう栄養バランスとか個人的にどうでもいいんだけど、そんな食生活をしていると100%お腹を壊してこちらが面倒くさいので、しょうがないので「ほ〜らアンパンマンに出てきた大根役者だよ〜」「こかぶくんだよ〜」といいながら食べさせています。


多分ここのところのちょっとの手間が、最終的にその人の生活習慣となって身についていくんでしょう。

というのも、三姉妹の末っ子であるうちの妹は、その辺きっちり手を抜かれてしまったので、野菜嫌いを矯正されることなく、ついに両親も野菜とか食べてるところ見たことない……という人間界の永田農法的育ち方をしました。

妹にお前何食ってたんだと聞くと

「うーん。肉。あとカップラーメン」


とのことですが、なぜか体格は姉妹で一番でかく、体力がある……。永田さん人間でもこのやり方アタリみたいですよー!!!


結局親の頑張りっていうのは、結果的に自己満足だったりするんですね。まあ妹も40オーバーくらいで体になにか異変が現れるかもしれませんが……。


同様に、夫とこどもの本コーナーに行くと、ちょうド定番のめいさくえほんとかもまったく知らず、「親が忙しすぎて絵本とか昔話とかまったく触れていない」そうで、のせいか完全リアリストとなりそこそこ立派に仕事をしているので、あたしのように寄り道しまくりの人間に比べ大分立派とも言え、「小さい頃はとにかく絵本をたくさん読んであげてください」などの基本的なアレが根本から崩壊…… 



結局人それぞれとしかいえないのではないか、と薄々感じています。