モヨコせんせいの観察眼

こないだ実家で久しぶりに働きマン読んで、ちょーど友達の結婚式の回だったのねー。

共通の友達が着てるドレスがすごい派手でわーとか心の中で思ってるんだけど、お式のときにふと気づく。30近くの花嫁の友達が少しでも華やかに若く見えるようにあのドレス選んだんだーと。自分は恥ずかしいしとりあえずでいいやと選んだこの黒のドレスは自分のことしか考えてなかった…みたいに主人公が思うんだ。

私もこれを読んで、目からうろこが落ちた。おしゃれの目的とはみたいな。そのとき自分は恥ずかしくても、主役=嫁目線で喜んでもらえるのがほんとのおしゃれよ! と。なので今後はペーパーもびっくりのはではで衣装で度肝を抜きますよ。


モヨコせんせいのいいところは、それで主人公があたしなんてダメ……みたいに落ち込んだり説教くさくなるんじゃなくて「まー違う筋肉鍛えてたからねー」と主人公の親友に言わせ、それはそれでいいでしょ、でもきよつけよーと終わるところですよ。


女子が自分の現状を認めて幸せって思えるようになるのは結構難しい。自然と他人と同調するのを求めるからです。


勝ち負けでくくってみたりとか、まあ面白おかしく楽しむ分にはいいけれど、本気でそこにこだわって上をみたり下を見たりするのはけつのあなのちーせー話だしね。


松方…かつて後輩に働きマン見てるとkatieさん思い出しますとか言われてたことも思い出しつつ、これ最新巻と見たら2007年発行。古!