ナスカ展デート

あたしの彼氏はわかめの行商をしていて、休みが不定期ですが、特に水曜日が休みになることが多いんです．

今日はかねてより行きたかったナスカ展を見に行きました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060420-00000001-yom-soci

と思ったら新しい地上絵が発見されてるし！　すごいなーじわじわとナスカきてんな。

上野といったらお弁当というわけで、前日串うちしたやきとりを朝ヘルシオ子でがんがん焼いて、握り飯作ってピクニーク☆ラブ！

弁当食べ中、嫌なことが２個。一つはハト、、、上野のハトはすれているので人間が近くにいこうと逃げやしない。しかも弁当を食べているのでおこぼれに預かれないか狙いにくる。ちょっと追い払ってもすぐ戻ってくるので（特定の一羽）人間をなめるな！と５０Mくらい執拗に追廻し、木の上に逃げるまで威嚇してやりました。以後来ませんでした。本当に人ずれした動物にはむかつきます。ほらーかわいでしょー？とでもいいたげな媚び感が大嫌いです。

もうひとつはおっさんです。うちらが食べていた豚汁をラーメンと勘違いし、いきなりぶしつけにどこに売ってんの？とか聞いてきた。完全にむっとしながら、「動物園の前の売店です」と答え、去っていくおっさん。その後なぜかテブラで戻り、戻ってくる途中小声で「ちきしょうちきしょう」とか言ってる。こちらに向かい切れ気味で「どこの店？」「他に何売ってんの？」「名前は？」とか聞いてくるので、かちんときて大声で答えてあげる。もちろん軽くメンチ切ってます。で、また去っていくおっさん。あー嫌。もう一回きたら喧嘩してたよ。目がおかしかったし。それか巡査呼んでたよ。マンションで馴れ馴れしく声かけてきて、関係ない愚痴を言うおばさんとかと一緒で、自分が世の中の中心に居るのを疑わなく、勝手にそちらの思想を押し付ける上に、頭が悪くて想像力がない。イライラした。あれ？毒吐きすぎ？　見ないフリして！　ハトかわいー。

ナスカ展は、ミイラが良かった。不思議ね。この人死んでるのに。死体なのに。この展示のために一包み開封したらしくて、黒目も残っている子供のミイラとか、、。

ナスカの人はつぼなどによく絵を残していたのですが、その作風がぬけ作先生や燃えるお兄さんなど昔のジャンプのギャグ漫画みたいで面白かったです。

あとは、頭部に対する執拗な思い入れ。開頭手術を施された無数の骸骨。いくらコカの葉を噛んでよく分からなくなっちゃっててても、それが治療として一般的だったってのに驚きです。なんかいろいろ浸透圧とかの関係で危ないんじゃないでしたっけ？そゆうの。

開頭といえば、曹操の頭痛を治すべく、華佗が行おうとしたなあとか思い出しました。あっちは大麻系の全身麻酔ですね。薬物の発達は外科手術の発達と近いのかもしれませんね。（本朝では赤ひげ先生が焼酎を口で傷口にかけている絵が浮かびます！）

全体の感想は、なんていうか壷の展示が多すぎて、「また壷かよ！」と突っ込んでばっかりでした。たぶん、展示物のストーリー展開というか構成がもちょい本気だして考えてくれたらもっと面白かったと思います．

でも地上絵は不思議です。飛行機に乗らないとそれが絵だなんて気づかないなんてクレイジーにもほどがあります。こう、当時の人に聞いてみたいですね。なんでですか？と。