ダヴィンチ・コードとビックリマン
『ダヴィンチ・コード』の映画を見て来たよ。
あたしとしては、『嫌われ松子の一生』をどうしても見たかったんだけど、まあデートで松子もねーなと思っておれることにした。
旦那とは映画の趣味が今イチ合わないんだけど、原作を読んでいたのと、『ムー』が愛読書だからいろんなキーワードもすんなり……って学研にもといた人の話だけど、『ムー』の編集長は代々フツーの感覚を持つ人がなるのが鉄板なんだってさ。まあそうだよね。『ムー』で働いてみたいなあ。一度くらい。
『ダヴィンチ〜』がベースにしているキリスト教の異端と呼ばれているグノーシス教義とゆーのがあるらしいですが、なんか昔エヴァンゲリオンもそれで謎が解けるとか深読みした本がありましたね。
『ダヴィンチ〜』で言っていたシオン修道会の教えで男女の合一すなわち神に至る道=エヴァにおける人類補完計画ってことなんでしょうかね。あ、なんかココまでの流れやばい。ギリギリの人っぽい……。
エヴァはいろいろ思わせぶりでしたよね、思わせぶりで終わったけど。でもこないだ久々にビデオ見返したら、結構人間描写とドラマ性が面白いことを発見したよ。大人になったんだなーみたいなー。ゲンドウのだめエロおやじぶりはリアルだよ。
で、もひとつ思い出したのが、『ビックリマン』だった。『ビックリマン』もすごいよね。言葉のセンスとか! いろんな宗教やオカルト(?)下敷きにしてたりして。でもポップ。かぎりなくポップ。丹後博士恐るべし。
男女の合一すなわち神に至る道=エヴァにおける人類補完計画は、ビックリマンにおける聖魔和合、アンドロココとシヴァマリア(分かりやすくいうと、ヘッドロココとサタンマリアのその後だよ)が合体してファジーなことになっちゃった「FuzzyM.R(ファジーマリアロココと読む)』なのだ!!!
これが人が神に至った様子、
当時ちょうど流行ってた言葉としてのファジー。ファジー制御。マイコンよマイコン。でも人と人との境目がファジーなの。これ。
マリアという名前と、元悪魔サイドだった彼女が悔い改めて聖性を得るところとかそれっぽいカポネ。
懐かしいな〜。あたし『騎神アリババ』が一番好きでした。なんかアウトローちっくでエキゾチックでかわいいところが! でも死んじゃうの。次界に行けずに。そして『ゴーストアリババ』になっちゃうの、悲しい。
でも次のシリーズ『新ビックリマン』では乗り物になってんの。『ワープスライダーP』ね。んで『新ビックリマン』の「ビックリ学園編」は『不思議の海のナディア』の「島編」と並んで、2大本筋は一体どうなっちゃうんだろ?な自由な構成だった。きっと締め切りに間に合わなかったんだろね。
あと好きなキャラは「野聖エルサM」とか「静如天」とか「聖蝶士」!
嫌いなのは「アローエンジェル」。すぐ泣いたりしてうざい。不細工だし。あと口癖がペルシャと一緒。