東京マガジンの変な主張

お昼の男向けワイドショー「東京マガジン」。分かりやすく言うとギャルに料理を作らせて失敗させ、「あ〜ダメだねえ〜」と言うことでしょぼくれたおやじに日本のご意見番の気分を味あわせてくれるダメな番組なのですが、今日は議員宿舎河村たかし民主党議員がギャルをつれていき、ギャルに「こんな贅沢なマンションを安く借りれて不公平!」と言わせるコーナーをやっていました。

DQNギャルなどが無邪気に「こんな〜贅沢とかして〜ありえなーい 初心を忘れるなって感じ〜」とか、「国会議員って〜自分が得する悪知恵ばっか働かせて〜もっと国民のことを考えてほしい〜」とかいちいちうざいことを言うのを、スタジオでは大絶賛。「日本の将来は大丈夫だって気がしますね!」とか「この言葉を聞いてほしいですね」だって。全然大丈夫じゃない! むしろヤバい! なんか、「アホな人や子供こそ本質を分かってる」みたいなファンタジーな演出がみえみえで気分が悪いです。これって公立高校によくある、勉強とかしなくてヤンキーの人が、ちゃんと努力してる優等生に「勉強ばっかしてかわいそう」とか、「成績は悪いけど、うちらのほうが人間として心が豊か」とかいう雰囲気をだしてくる逆差別ににた気分の悪さです。

「税金を使って生活していること」が全て悪みたいに、ワイドショーでも言われていることが多いんだけど、無駄に贅沢をしていることや給料をもらっているのにちゃんと仕事をしていないとか、不正をしていることなら糾弾してもいいと思うんですが。むしろルサンチマンっぽく見えるからやめたほうがいーのに。

あげくのはてに、河村議員が「赤坂の豪華新宿舎」に異をとなえつつも、築45年の「青山の宿舎」に住んでいることにも、もりもとたけろうや欽ちゃんにおける良男(なまえわからん)が「河村議員は、今無駄遣いをなくそうという活動をしてるんだから、青山の宿舎だって出てほしいですよね」とか言ってた。
河村議員もこんなバカにいろいろ言われて可哀想です。自分以外の人がなんか得すると足をひっぱる……というような気持ちが透けてしまって……。
オトコがおばさん化すると、女性よりいろいろ最低ということが分かりました。
あと関係ないけど、オトコがおばさん化すると、ゴミ屋敷的なアプローチに走りがちというのも最近思いました。以上。