東京と大阪の女子のおしゃれ

杉浦日向子さんの江戸風俗の本を読んで思ったんだけど、東京と大阪の女子のおしゃれ感の違いはすでに江戸時代から同じ感じ。

ということ。

元禄文化などに代表される上方のおしゃれは、豪華で分かりやすい色と柄(花鳥など)の着物、艶やかな髪型、きっちり化粧。

対して文化・寛政の頃に隆盛を極めた江戸のおしゃれは、シンプル&分かる人には分かるおしゃれ志向。たとえば、地味な縞柄や男物の着物を着こなす。髪型は前髪を短くするなどあえてラフさを出す。化粧はすっぴんに近い方が粋。一転豪華主義で紅。

って感じだとさ。


神戸ギャルと裏原女子みたいなものです。藤原紀香広末涼子とも言う。

最近でも、梅田阪急と渋谷西武のファンデーションの売れ筋ランキングなんかやると、梅田のほうはシャネルとかきっちり肌を作る奴、渋谷西武は、RMKなど素肌演出系がランクインするなどの特徴があるしね。
女子のおしゃれ心など、気まぐれで流行重視かと思いきや、結構前から西と東の温度差は確実にあったわけです。
「どんべえ」のつゆくらい確実です。

一体いつからこんな感じになったのかちょっと興味が。