受容器のスイッチを切る
最近耳栓をつけて寝ています。。。
睡眠時、それはもっとも体がリラックスするひととき。身体を拘束するものはパンツのゴムですら不快に感じるわたしですが、なぜ耳栓に甘んじているかというと旦那がいびきをかくからです!
はじめて東京にきて一人暮らしをしたとき、往来の車の音がうるさくて不眠症になりかかり、かつ他人と同じ部屋で寝るのがなにより苦手(野生の狼か)で、まあぎりラブの力でなんとかなっていたわけで……。
いくら夫婦とはいえふとんはとられるわリズムをみだされるわ夜中のトイレに起こされるわで、こんな風に他人を受け入れるということの犠牲の大きさの見返りは寂しさが一瞬緩和される(っぽい)とゆう惰性の感情ではないのか。
とかいいながらうるさいので夜中に口をふさいだり、端っこのほうに蹴ったりしているのは、本当に申し訳ないのですが、やられてるほうも覚えてないようです。罪悪感が一人相撲というわけですね。
なにかの受け取りが鈍くなるというのはとっても恐怖です。
耳栓をはずして日常生活に戻っても、しばらくは耳栓の感覚が残っています。まるで見えない耳栓をしているように、無意識で音を遮断しているかのようです。いや本当にそうかもしれない。カンがいいだけがとりえなのに、いつのまにか鈍い人になってしまいそうで。
眠るときだけ耳のスイッチが切れるといいと思う日々です。
それかいびきが治る方法を教えてください。