日本民藝館
わたしの大学のゼミの先生に、
「日本民藝館」という素敵な美術館が駒場にあり、そこで働いてたんだよーなんて教えられて何年か。
その先生もいつのまにか準教授になり、バーナード・リーチの論文でサントリーなんとか賞を貰っていたり本を上梓したりするほどになったそうな……。
個人的な駒場の思い出
久々にどきどきして行ったんだけど、柳宗悦のおうちを改装して立てられた民藝館は文化系女子な要素まんさいのほっこりスペース。
「民藝」っていうと、どうしてもわざとらしい黒く塗った不細工な柱にしっくいの壁にわざとらしいいろりにわざとらしい藍染めのエプロンなんかしたおやじが蕎麦を打っている……そんなイメージがあるけれども、例えていえば、アールデコといったらわざとらしいリモージュ焼きにわざとらしい装飾の階段に安っぽいラリック風ガラスのシャンデリアが掛かった京都駅みたいな偽物のほうを良く見ているので好きじゃなかったけど、庭園美術館に行くと本当の素晴らしさが分かる、そんな感じの違いが「民藝館」にもありました。
今日は「濱田庄司展」。
すごくたくさんの作品がありました。濱田庄司とかは結構都会のマンション暮らしでも置くのありかな?って夢を見せてくれるよ。
絞りの浴衣素敵ーって撮ってたら学芸員さんに怒られました。ごめんなさい! 国立博物館とかと違って撮影禁止だから気をつけるように。
なのでエントランス周辺の写真をお楽しみください。