踏み絵

西川史子先生が、踊る大走査線の三人いたおっさんのうち一人と漁港を旅してたよ。
表コンセプトは……せれぶである史子先生と、庶民的なおっさんという価値観の違う二人同士が、新鮮な魚というすばらしい素材の前では料理に貴賎なしということで仲良くなる……というもの。

で、ご存知のように史子先生のキャラの扱いとは

  1. 高飛車発言に本気でむっとしながら説教してしまう
  2. 「美人ですね」「セレブですよね」とキャラ設定に乗ってもちあげる
  3. キャラ設定に対し「ありえない」と程よく突っ込みつつ素のかわいいところを引き出してあげる

のパターンで、下に行くほどいいんだけど、そういう意味で彼女はテレビにでる人としての力量だけでなく男の器みたいなものも分かってしまう(錯覚)というかなりヤバイ踏み絵的存在なんだよね。


今回も、好きなお魚の食べ方というインタビューの答えがテロップにでてたんっだけど、

おっさん「あら煮や干物など」
史子先生「銀座とかの高級寿司」

ってあって……もうここからして荒すぎる設定に、突っ込みどころ満載なんだけど……もちろんこの荒さは先生のお優しさですよ……。おっさんスルーで、2の対応どまりだった。視聴者居心地悪い。
でも1でなくてよかったな。年配の方なのに……そこはそこそこ空気読んだ。

でちゃんと3として扱ってくれて、史子もおいしい自分もおいしいところまでもってく力量があるのは淳(ろんぶ)がダントツなんだよねー。彼、テレビに出てる人でトップ3に入るくらい嫌いなんだけどそこは認めざるをえない……ていうかそんなくだらんテレビなんてなくなってしまえばいいのに。