どんぶりまん


息子と散歩中、

息子「ほら、キレイなお花だね……どんぶりまんトリオ!(アンパンマンに登場する天丼、カツ丼、釜飯のカロリー3バカトリオ)」


私「本当だキレイなお花だね!あれはゼラニウムっていって」


息子「あれ…僕…今どんぶりまんトリオに話しかけたんだけどね……」


私「!!!!!!!!!! すいませんでした」


息子「キレイなお花だねどんぶりまんトリオ」


私「……そうざんす〜キレイざんすねかまめしどん! そうだべ〜きれいだべ〜」(血管がぶちきれそうになるほどのハイテンション一人3役演技)


というのをずっとやられました!


昔は「僕が○○、ママが△△ね!」ってお題を出してくれたのにハードルいきなり上げられてきたよ。

息子のシュールネタ

なにがきっかけか分からないが、なにかの言い間違いがきっかけで、最近”しめ”という謎言葉を開発し、常用しては大人を困らせています。

「僕のベッドに”しめ”が居たんだよねぇ〜」としたり顔で語る息子。(トラップです)

私がうっかり「え?しめ?って何?」とマジ返しすると

うきゃきゃきゃきゃと爆笑。

あーやられたーと思って、次から「しめがいたんだよねぇ〜」と言ってくると、

「あーしめね。しめはうどんみたいにつるつるっと食べると美味しいよねー」

とか

「しめをすりつぶして練っていくとチョコレートになるんだよね!」

とか

「しめは東北地方の風習だよね!」

シュール返しをしつづけたらつまらなくなったのか言わなくなった。

すると今度はターゲットが外部の人に……、子ども支援センター(児童館みたいなところです)にて、遠くで保育士さんと遊んでもらっている時の会話がうっすら漏れてくる…と高い確率で


息子「こないだ僕のうちに”しめ”がいたんだよね〜」

保育士さん「え!?しめって何?」

息子「しめはうどんみたいにつるつる食べると美味しんだよね〜」

保育士さん「?????」もしくは不安そうな顔をしてこちらを見る


みたいな感じになっていて、申し訳ないです。

まぁ毎回こんな話しですいませんけれどもねー


子持ちのお友達曰く、「怒られる(しつけされる)のは子どもの権利」と言っていて、私も全面的にそうだと思うわけです。

結局しつけって、正解がないから「母親が嫌だと思うことはさせない」ってことになっちゃうよねー。父でもいいけど。まあ養育者がってこと。残念だけど力のより強いものが神になり、100%フェアってことはありえないわけです。

かと言って、子どもの自主性や個性というものもまた曖昧。

道徳感に溢れていることでおなじみの孟子先生も住む環境に左右されまくりで結局ママンが引っ越ししなきゃいけなかったわけでしょ? 引っ越さなければいけないってことは、その前段階で相当怒ったと思うのね。でも葬式ごっこやめなかったからしょうがなく引越した。ここ重要。

「言っても聞かない場合はなんとしてでも聞かせる」。

えーなにそれ!って思った方。

まぁ彼の個性を尊重してみよう。

今日なんかもご飯の時間にふざけてて食べ方が少なかったとする。絶対後で腹が減る。でも彼ももう3才。ご飯は誰かに食べさせてもらうものではなく、ありがたく頂くもの、そして自分の力で得るものへとシフトしていかねばならない。

というわけでほっておく。

案の定寝る前に「腹減った」とか言い出す。

食べさせる。

数年後……。

これが当たり前になって中学になる頃はばっちり「ご飯はその時気分が乗らなかったら食べなくてよい」となる。私がそのときいきなり怒って「さっき食べなかったんだから、だしません!」と怒りだしたとする。


息子「うるさいババアだな。いいよマック食ってくる」

夜の繁華街へ

覚せい剤


ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

小遣いをあげなかったとしよう。

「うるせえばばあだな。俺バイトする」

夜の繁華街へ

覚せい剤

また覚せい剤よ!!!!!!!!!!!!!!!!


まぁギリ覚せい剤がセーフだったとしても、お嫁ちゃんに多大な迷惑がかかる。ちゃんと幼少時期に「こういうもの」と体に染みついていれば別に悩まなくていいわけ。公共マナーも、お箸の使い方も、言葉遣いもだよ。


だって私、小さいときNHKしか見せてもらえなくて随分「民放みたい。親爆発しろ」と思ったけど今や民放見るとぶつぶつがでるからNHKしか見れないもん。刷り込みって怖いよ。あ怖い話ではないんだけどね。

だから面倒くさくても小さいことでも、私は曲げない。
そのために声を荒らげても子がどんなに泣こうと筋がとおらんことはせん。


と、実母の甘やかしぶりを横目で見て思ったのであった。

いましめ

自分の反省というチラシの裏に書いとけレベルのことですが一応自分への辱めとして書いておきます…内容はつまんないですよ…あらかじめ


こないだから新しい習い事に通ってる。
託児所にもいっているから「うちのこは母子分離とか余裕だし、結構お話も聞けていい子なのよ」と多少なりともえっへんと思う気持ちがあって、もちろんどのお母さんも親ばかであるべきだと思っているのでそこはカワイイもんだと許してもらうとして、まぁ初回はちゃんとできてお褒めの言葉も頂いたのですよ。


でそこはすぐ調子にのる私なので、このままいい感じでホメられ続けたい…と思ってしまうわけですよ。
彼の美質は素晴らしいんだけど、言い方は悪いけどワンちゃん品評会みたいな気持ちになって、どんどんいい子であって欲しい気持ちがインフレしてしまう。

二回目。具合悪そうだなとは思ったけど熱がでてなかったので預ける。
案の定最後に号泣して先生にだっこされて帰ってきた。
「かわいそう」って思ったけど、つい「あ〜できなかった。できないくらいなら休ませればよかった」とか思ってしまった。最悪です。


本当に最悪だなぁ。


いやでも、二回目でこうなって本当によかったと思う。
でなければ気づかずに嫌な教育ママになってたかもしれないし、息子も我慢しすぎてどっかでもっと破綻してたかもしれなかった。


先生も託児所の先生ならきっとすぐ「具合が悪いのかも?」と電話してくれただろうに、異変に気付かず「お母さまとの時間が素晴らしかった証拠ですよー。ご心配でしょうが大丈夫ですよー」とマニュアル通りに返されそれも若干モニョった。

息子をちゃんと見れるのはやはり母しかいないよなぁ。その点では。


あと父も母もいわゆる学校的に「できる子」だったため、私の「出来ない部分」が理解できず、よくヒステリーを起こされたことを思い出した。

そういうイライラはこどもにとって、キツイということも思い出した。

でも逆に子どもを愛しすぎてそうなる、(将来幸せに生きて欲しいという歪んだ気持ちw)ということも分かった。それぞれ立場にならなければ分からないことは沢山ある。でも、かといってなんでもトライアンドエラーしていいわけではない。特に子育てには。


本当に気をつけよう。