しょっぱいパスタ

今日のご飯は、角田光代NHKで作ってた、ラムチョップのニンニク焼き(じゃがいもの丸焼きを添えて)と、キャベツとじゃこのペペロンチーノ。珍しく洋風だよ。
ラムとじゃがいもは、少しマリネしてヘルシオにつっこんどいたら美味しく出来た。

ペペロンチーノは、いつも美味しく作れないんだけど、今日はD主催の「ラ・ベットラ」の落合シェフの講演を取材をした時に(前半寝た)、後半にパスタのコツを教えてくれていて。

「みなさん、パスタをソースに絡めるとき火にかけちゃだめですよ! ぬるい位でいいんですよ!!!焼きそばじゃないんだからジャージャーやったらだめですよ」
「みなさん、パスタゆでるとき塩入れますよね? どれくらい入れますか?って聞くと意外と知らないんですよね。ちょろちょろって。どこかの国の呪いかっていう。塩をゆでるのは、どういう意味があるかしってます? うどんとかラーメンとかはね、麺に味はなくてもおつゆにかなり塩気があるからいいんですよ。パスタは、ソースには味があるけど、麺に味がないと寝ぼけてしまうんです。あれは塩味をつけるためにあるんですよ」
「ペペロンチーノは特に、オイルに、ゆで汁いれますよね。それを、火にかけながら入れて、水がはねる。熱い油に水をいれたらはねるにきまってるでしょ! 本当に。そして、最終的に油を入れすぎてぎとぎとになってしまう。火から下ろしてその間にパスタをゆでる。ゆで汁を少し冷えたオイルに少しずつ入れていく……そうすると自然にとろとろになってくるから。それを絡めればいいんです」

キャー目から鱗。あのねーよくお昼にパスタつくるとね、無言で旦那に塩をかけられたりする訳ですよ。味がナイの。ソースに塩結構入れてるつもりだけど、ダメなんだね。なんつーか、味が寝ぼけて。それと、ゆで汁でオイルを溶くとか知らなくて、パスタが絡まるから、オイルをどばどばいれて結果油っこくなってた。全部間違えてた。

今日は満を持して、結構しょっぱ目のゆで汁でゆでて、ゆっくり汁をオイルに溶かした。

方向性は合ってた。ただ塩を入れ過ぎた。